Kouの宅配フリーランスぶろぐ。

宅配ドライバーを始めてから人生が良くなった話

宅配ドライバーになってからの話。今まで手に入らなかった”あるもの”を手にしました。

 

 

前回の続きです。

↓↓

koudriver.hatenablog.com

 

 

宅配を始めてからの話です。

 

 

現場に入って初日、

 

 

まず第一印象。

 

 

ひどい現場だな。笑

 

 

荷物が溢れかえっていました。

 

 

初日からいきなり

研修してくれた方が

午前指定間に合わなくて

助手席で謝りまくっていました。

 

 

これが宅配業界・・・・

 

 

逆にこれをしっかり運び切れば

 

 

1個配達完了で100何円っていう

報酬形態だったので

 

 

いわゆる、完全歩合制(フルコミッション)ってやつです。

 

 

稼げるな。とは思いました。

 

 

結局初日はバタバタしてて

何も教えてもらえず終わり。

 

 

2日目。

 

 

研修終わり!

 

 

いや待て、何も教えてもらってない!!!

 

 

そんな状態でもう独り立ち

 

 

配り切れる訳もなく

1日やって配達完了も40個くらいでした。

 

 

単純計算、労働時間は倍になっているのに

日給は半分以下。

 

 

せっかく一人暮らし始めたのに

これじゃ家賃払えんぞ。。。。

 

 

当時は一文無しの状態でした。

 

 

本当に俺は何をやってもダメなんだな。

 

 

という劣等感との戦いでした。

 

 

しかし、荷物に感情はないのです

 

 

こちらがどういう状況、感情であろうと

荷物を運ばないといけません。

 

 

がむしゃらに配りました。

でも、がむしゃらに配る中で

考えました。

 

 

僕らは荷物を届けてなんぼ。

 

 

不在を切ると1円にもなりません。

 

 

例えば、

・配達先に車が停まっていない。

→いない確率が高いから夜に回そう。

 

 

不在票を書いている時間は

インターホンを鳴らして待っている時間を含めると

2分以上とられてしまうのでけっこう無駄です。

 

 

・昼は在宅率が低い。

→確実に配達完了にできる、

 宅配ボックスがあるマンションを昼に行こう。

 

 

・荷物が少ない町

→各便で行くのではなく夜だけにまとめよう。

 

 

・高層マンションに複数荷物がある

→上の階から先に配る

 

例:5階、8階、10階に荷物が1個ずつ

→10階から配る

なぜならば、配達途中でエレベーターが移動してしまった時に

エレベーターを待ってる時間がもったいないから。

なので階段を使いたい。

階段は上るより下りる方が速いし楽。

 

 

・再配達の希望時間が毎回同じ

→最初からその時間帯で配達しに行く。

 

例:毎回18時〜20時で再配達希望が出る

→1回目から18時〜20時で配達しに行く。

 

 

など。書き出せばもっと工夫していることは

たくさんありますが。

 

 

かなり頭を使って配達をしていました。

今も頭を使って配達をしています。

 

 

自分の中でいろいろ考え

仮説を立てます。

それが的中すると

けっこう気持ちいいんですよね。

 

 

最初はダメだと思っていましたが。

すぐに手応えを感じることができました。

 

 

1ヶ月以内にもう100個配れると思いました。

そして配ることができました。

 

 

気付いたら、ナンバー1と呼ばれ。

 

 

2年前の自分の誕生日に初めて配達完了200個を超え

(202個)

 

 

去年の12月の繁忙期には

15日連続で配達完了が200個を超え、

最高記録230個を2回達成しました。

(もうできないと思っています。)

 

 

宅配の仕事を初めて

今まで本当に何もできなかった自分が

(恋愛・部活・受験どれをとってもダメ)

(性格は真面目)

 

 

初めて上手くいったのがこの仕事です。

 

 

これは自分の中で確かな自信となりました。

 

 

そして、僕は今まで手に入らなかった

”あるもの”を手にすることになります。

 

 

この話は次回。